古都トレドへ 5日目 その2

トレドツアーは全部で7名。バスは大型観光バスなので、席の移動は自由自在。ガイドさんはベテラン日本人女性。敵にはまわしたくないタイプ。(笑)

流暢な説明を聞きながら、バスは国道をひた走ります。1時間くらいでトレドに着きましたが、さすがに「スペインに1日しかいられないなら、迷わずトレドへ行け」と言われるだけあって、想像以上に美しいところでした。もちろん、世界遺産。タホ川にぐるり囲まれた自然の要塞・・・エルグレコが描いた風景画と、今もかわらない街。ベスト・ビュー・プレイスで写真を撮り、街へ。

スペイン・カトリックの総本山を訪ねます。隣の建物は現在の司祭さまの住まいです。ちゃんと、今でも住民の礼拝が行われているそうです。
ここで、ツアー外の日本人のおばさんが「いっしょに説明聞かせていただいていいですか?」とやってしまったので、ガイドさんが一喝。「ダメです。仕事でやっているんです。遊びじゃないんです。お金いただきます!」とあまりにきつい口調で撃退したので、私達のツアーのメンバーまで引いてしまいました。私は米原万里さんの本なんかで、その大変な準備作業のことは聞きかじっていたので、当然のことだと思い、平気だったのすが、ガイドさん当人が結構気にされてましたね。
スペインの法律でガイド業には現地ガイドが必要だそうで、本当は日本人は通訳の役目だそう。でも実際には日本人ガイドさんが案内をし、スペイン人ガイドさんはただいるだけですね。でも、この人がいないと仕事にならないの、と日本人ガイドさんはぼやいていました。不思議な現象ですね。こうやって現地で生きていくためには、過酷な競争、闘争(日本人どうしも含む)を超えなければならないのね~と感じました。

次にサント・トメ教会にあるエル・グレコの「オルガス伯爵の埋葬」という名画を見に行きます。これは中丸明著「スペイン5つの旅」でしっかり予習していたので、かなり感動しました。この本の著者はかなりクセのある文体なので好き嫌いはあろうかと思いますが、ガイドブックにはないウンチクが味わえて参考になりました。「スペインうたたね旅行」も面白かったですね。
名画というものは、数ある宗教画の中でも、心に焼き付いて離れないものですね。これが名画たる所以なのでしょう。
このトレドツアーは時間のない人にはおすすめでした。私は次回があるなら、この街のホテルに泊まってゆっくりと街を散策したい!それくらい気にいりました。

再び、バスにゆられマドリッドへ。グランビアの三越付近でツアー解散。疲れていたので、三越で買い物をして、ガイドさんに教えていただいたとおりにバスでホテルへ。初めての路線バスで緊張したけど無事ホテルへ。少し休憩して、タクシーのおじさんに教えてもらったシードラのおいしい店へ。この店は「地球の歩き方」にものっていたよ。

ここのシードラは1本4.8ユーロだったけど、人生最高のシードル(スペインではシードラ)でした。トルテイーヤ(スペイン風じゃがいも入オムレツ)とチョリソも格別。白いシャツに蝶ネクタイのカクシャクとしたおじいさまが給仕してくれましたよ。これです。
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by looktothisday | 2007-10-11 21:56 | スペイン母娘旅行2007