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シーク教寺院とシヴァ神のお寺でピクニック、交通事情

リゾートからのお出かけもありましたよ。

ナンデッドにはあまり知られてないけど、インドで2番目に大きいシーク教寺院があります。3日目の夕方、パンジャビスーツを来て、参拝しました。お寺にはいるときには、頭をおおわないといけません。ドクターPはその寺院のトップの主治医なので、私たちは特別に夕食をいただき、Holy Priestにお会いすることができました。祝福のベールもいただきました。

一般の信徒の方々はそのベールを見るや、一緒に写真を撮ってくださいと、言ってくる方も。なんだか、申し訳ない気分になりました。
月をバックに美しい寺院の中で、まるで別世界を感じました。そして、今日一日の無事を感謝して訪れた人々の祈りを見て、日常生活に深く入り込んでいる、あるいはその日々がそのものであるような宗教との結びつきに深く感動しました。

普通なら経験できないようなことです・・・

また、朝ヨーガ終了後に貯水池とシヴァ神寺院の見物にでかけ、寺院のお庭で朝食をいただきました。
貯水池では、男性が沐浴なのか、水泳なのか、うようよいます。女性はみかけません。ナンデッドやその貯水池周辺では、なんだか男性がプラプラしていて、女性がよく働いているように見えました。車の中からちらっとみただけですけど、そんな印象。

インドの交通事情が悪いのは、あまりにも有名。想像していましたが、それ以上。ホーンを鳴らしながらガンガン他の車をぬって進んでいく。自転車、バイク、人、牛、山羊、犬、みんな一緒。こんな毎日なんだもの、今日一日が無事で終わるのは、紙のご加護のおかげと思うのも当たり前だなと感じました。

何より驚いたのが自分自身。数年前、長女とスペイン旅行をしたとき、グラナダからモンテフリオという白い村を訪ねて、コルドバにタクシーで行ったことがあります。
オリーブ畑のど真ん中を、私から言えば猛スピードで走る。たまに出くわした車の後ろにぴた~っとつけての運転がたまらなく怖くて、手に汗を握ったものです。

それが、その何百倍も危険が常にあるインドで、怖いとも思わず、平常心でいられたのが、今でも不思議。日本にいたら一生に何回かしかないようなピンチが、数分おきにやってくるのに。インドには不思議な力があるのかしら。

by looktothisday | 2011-10-28 21:11 | インド・アーユルヴェーダ研修