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キミはまだ若い!

先週、バデイのかかりつけの病院の先生に家に来てもらいました。そうそう、病気じゃなくて、1年1回の予防接種ですね。狂犬病と9種です。以前は、病院に連れて行っていたのだけど、彼はものすごくハイパーなので、待合室の弱気な犬猫ちゃんたちを恐怖に陥れていました。ガタガタ震えだしたりして可哀相だったの。ごめんね。先生が何気に「往診しますんで、大丈夫ですよ。ははは、無料ですから」っておっしゃるので、以後往診、やわに出入り禁止かいな。(笑)具合が悪いときも来てくれるので、助かってます。

あいかわらず、今年も先生を大歓迎しまして、大興奮でした。「こんなんですけど、一応7才になりましたんで、フードはシニア用に変えました。」って言うと、「いや、いや、バデイはこれだけエネルギー使ってるから、まだ若者用でいいよ。一袋終わったら、元に戻しといたほうがいいよ」とのこと。そっかー、実年齢だけではないのね。私たちから見たら、すこしはおとなしくなったので、おじさんになったのかと思っていたよ。

この地域は4月~12月がフィラリアの薬を飲む時期。お金はかかるけど、家族の一員のバデイのため、お母さんはキミのためにも働くよ。(笑)
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by looktothisday | 2006-04-30 13:43 | 日々思う事

The time with my girls

長女、次女は、私も通った高校に在学中です。それで、毎日、学校の話で盛り上がっています。高校にもなると、結構勉強は難しいので、辛うじて英語の手伝いができるくらいなのですが、これも、ちょっとお酒を飲んじゃったりすると、怪しくなってくるのです。この間も、やっとこさ、私が英作文をひねりだして教えたところを、長女の友達があてられたらしいです。で、困ってたので「お母さんがやったんだけど・・・」って、こっそり教えたら「おお、よくできてる!素晴らしい!」と先生に褒められたらしいです。「お母さん、褒められたね!」とその友達が言うのでおかしかったと言ってました。私も「良かったあ・・・」と胸をなでおろしました。

次女の英語の先生は、なんと大学まで一緒だった同級生。うーん、ちょっと変わった雰囲気の人だったので、一度も話したことないのだけど。彼はきっと、私が英語の勉強を怠けている間も、ずーっと頑張ってたんだろうなあ。でも、次女がクスクス笑いながら「お母さん、先生と同じ教え方するう!」って言うのです。やっぱり、似たようなこと習ってるもんね。(笑)

来年もし、長女が一番行きたい大学に受かったら、家をでることになるので、こうやって3人で大笑いする時間も少なくなるなあ・・・って思うだけで、涙がでそうになる私です。よく、そういう心情を隠しつつ、「どこでも行って好きなことしていいよ」って言えるお母さんもいるけど、ちょっと私は無理かも。泣きながら「どこ行ってもいいよ、エーン、でも寂しい・・エーン」みたいかなあ。でも、多分その後は今のように元気に毎日忙しく過ごすでしょう・・・・彼女もそのへんが分かっているので、笑いながら「子離れするのです!!!」と言うことでしょう。

子供が大きくなるのって、嬉しいような寂しいような。一人、一人が自分の好きな世界で生きて、でも、心の中にはいつも一緒に過ごした時間がある・・・離れて暮らすことになっても、そういうふうになれたらいいなと思っています。
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by looktothisday | 2006-04-29 16:08 | 子育て

Making up my mind

この数週間、決められずにいたことを、やっと決められそうです。決めなくちゃ、決めくちゃと思うほど、ますます、心は揺れて、肝心なことを忘れてしまいそうになったりもします。いったん決めてしまうと、最後まで決意は変わらないのですが、それまでが非常にきついタイプです。よく言えば、熟考型、悪くいえば、優柔不断(笑)。

今年、勤続20年で少しですが旅行券を記念品にいただいたので、自分へのご褒美ということで、今一番夢中になっているヨガのために使いたいと思いつきました。最初に浮かんだのが、憧れていたマウイのヨガリトリート、そしてオレゴン州での陰ヨガワークショップ。もう一つの選択肢は国内でのヨガのTTCを受けること。

オレゴンでのWSは7月で、お世話になる友達も他に予定もあるようなので、そろそろどうするかを決めなきゃと思っていたのです。向こうは、私をせかしたくないので、何にも聞かないのがわかっていたので、こちらから、「まだ決断できないでいる・・・」とメールしたら、「まだ時間はあるから、じっくり考えていいよ。でも、行かないといったらがっかりするだろう・・とか、反対に、行ったら迷惑かける・・・とか考える必要はないから。自分のほんとにやりたいことが何かだけ、よく考えて決めてくれたらいいから。もし、来てくれたらすごく嬉しいし、来れなくても、いつかは会えるのだから・・・」と、いつもながら温かい返事をくれました。実は、ヨガ仲間のMさんにも相談したら、「何が必要かより、何が楽しめるか」が大事・・・・という適切なアドバイスもいただいていました。

そして、やっと決断しました!ポールのWSは、ある程度、TTで解剖学等を日本で学んだ後、受けるほうが、いきなり、英語よりいいのではないのだろうか?実際、せっかく友達にも会えるのだから、時間は彼らと過ごす事を中心にしたほうがいいのではないだろうか?今年が最後のチャンスでもなさそうだし。マウイは、非常に魅力的な場所で、そこで大好きなヨガができたら、すごく幸せだろうと思う・・・でも、今はヨガを勉強したいという気持ちの方が強い気がするのです。

最後に、そして一番最近思いついたTTC。これにしようと思います。仕事を休めるのは1週間程度なので、限られたコースしか無理だと思いますし、費用、内容等、自分で納得できるものをみつけられるかどうか、わかりませんが。チャンスがあったら、これにしようと。多分、東京になると思いますので、東京在住の皆様、上京の折には、時間があったら遊んでください!!(笑)

そして、海外は来年、約束とおり長女の海外旅行デビューで一緒に楽しんでこようっと!
決めたらすっきりしたので、きっと、これでいいんじゃないかと。
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by looktothisday | 2006-04-28 21:28 | Yoga

月の記憶・・・"Moondust "by Andrew Smith

月は月でも、満月と新月の日はアシュタンガの練習はできません、満月の日は予防接種や手術はしないほうがいいですよ・・・というお話ではありません。同じ月なのですが、実際に月に行った宇宙飛行士のその後を追った本です。アンドリュー・スミス著「月の記憶」

アポロ11号が初めての月着陸に成功したのは1969年。当時子供でしたが白黒テレビで、映画を見るような気分で見たのをはっきりと覚えています。イギリス人ジャーナリストの著者は8歳だったそうです。。「私にとっては小さな1歩だが、人類にとっては・・・」のニール・アームストロング船長の言葉は、あまりにも有名ですよね。または、月面着陸そのものが全くの国家をあげての壮大なインチキで、あの映像はアリゾナの砂漠あたりで撮影されたという話がまことしやかに流れていて、そちらを信じている方もすくなくないかと・・・。(特に若い世代)この話はもう10年くらい前に、当時の英会話の先生が冗談まじりに話していて、私も知ったのですが衝撃でした。

月面に実際に着陸した人は、12人。3人は、すでに亡くなっているので、9名の宇宙飛行士達に話を聞いておきたいという情熱から生まれた本です。私も、この人達の多くが地球帰還後、科学とはかけ離れた宗教、哲学、超能力への道に進んでいった事実に、長年非常に興味があったので、この本を発見した時は嬉しかったです。

今、まもなく上巻を読み終えるところですが、面白い!!!「宇宙知性」との遭遇からその正体を求める団体を創設したアポロ14号のエドガー・ミッチエル、実際には月に着陸できなかった司
令船パイロット、マイク・コリンズやデイック・ゴードンの悲哀、パイロットの選択をめぐる裏話、宇宙飛行士の帰還後の離婚率の高さ(日本人女性宇宙飛行士の向井千秋さんの夫で病理学者の向井万起男氏著「君についていこう」等では、いい感じの夫婦愛が描かれてるけどなあ)
・・・・etc.難しい所は、すっとばして楽しく読んでいます。

中でも、司令船が月の裏側にまわった時のNASAともまったく交信できない47分間の深淵な孤独のことを思うと、そりゃ、地球に帰還後の人生はかわるでしょう・・・と納得。下巻も楽しみ。長年の謎を解くことができるか・・・・
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by looktothisday | 2006-04-27 21:59 | 日々思う事

踵で勝つ

3月に仕込んで作った石鹸、「夜の女王」は今使いごろ。初めてマルセイユにエッセンシャルオイル(イランイラン・レモングラス・ベンゾイン)で香りづけしたものですが、なかなか良いですね。確かにエッセンシャルオイルを加えることで、原価はあがるし、お肌に刺激がある可能性もあるけど、やっぱりお風呂は香りがあったほうが、リラックスできるかもしれません。

去年の秋から手作り石鹸にはまり、今は自分で作った石鹸しか使ってないのですが、娘達は、私の作った料理は食べるのに、石鹸は使わないのよね。怪しいと思ってるみたい。シャンプーもリンスも手作りなのだけど、これも恐れられています。慣れると、市販のシャンプーよりずっと、使い心地はいいんですよ。黒髪にあうラベンダーとローズマリーのシャンプバーで洗ったあと、洗面器いっぱいのお湯にドライのラベンダー&ロズマリーを漬け込んだ酢を杯4杯くらい(私の場合)いれて、リンスして石鹸分を中和するわけです。今までのリンスやトリ-トメントのあのヌルっとした感じが今は気持ち悪いくらいです。パサつくときは、黒蜜を洗う前につけてトリートメント代わりにすると、落ち着きます。全て、私の手作りのバイブル「お風呂の愉しみ」からです。

先日、娘達が参りました!といわねばならない事実が判明しました。私の踵が3人の中で一番きれいでスベスベなんですよ!!娘たちは「ありえない・・・」と言いながらも負けを認めました。これって、ほんと、嬉しいわ。身体のどこの部分も負けてるのにさ、踵だけ勝っちゃって、うふふ♪
母の言うとおりに、ヨガして手作り石鹸使ってたら、きれいになるのにね。よしよし、私が頑張って証明しないとね。(笑)
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by looktothisday | 2006-04-26 20:44 | 手作り

日帰り温泉バスツアーに行ってきました

昨日は、おいおい、ほんとに有給とるのって感じに忙しかったのですが、予定とおりにドラッグストアで当選したバスツアーに参加しました。天気は良かったのですが、黄砂で景色が今いちだったのが残念。

最初は佐賀の毛皮屋さん。どーゆー組み合わせなのかい?とききたかったけど、役にたちそうもない、毛皮のミニ知識を得ました。カシミアは山羊、アルパカはラクダ、ロシアンセーブルが一番高いとか・・・(笑)それでも、いつのまにかカウンターでローン組んでるおば様方がいるんだもん。私はフィンランド産のキツネのケープあたりがセールであって、おお、思いましたが、毛皮はちょっと苦手かなあ。

温泉は長崎県の西海橋コラソンホテル。泉質が良いのか、お肌がしっとりとして、なかなか良かったです。露天風呂から海が見えて、心地よい風に吹かれて、しばしリラックス。ランチはバイキングでしたが、海の幸はさすがにおいしく、まずまずかな。

私は一人で参加したのですが、たまたまバスで隣の席になった人が、隣町の看護師さんで、とてもいい人だったので、一日楽しく過ごせました。話好きだけど、人の話も聞けて、ユーモアもあり、人の悪口、不平を言わない、協調性があり、周囲に気配りができる・・・そんな感じの女性でした。運が良かったです。だって、同じバスには飲みすぎで、ツアコンさんにからむ大虎と化したおばさんもいたんだもの。あの人の隣だったら、棄権してたね。

予想とおり、おばさん(おじさんは3名)ばかりで、帰りはバスの中で大昔の東映の「水戸黄門」見ましたよ。すぐ、熟睡でしたが。
疲れましたが、あの温泉のひとときだけども、楽しめたので、ヨシとしましょう。(笑)おばさん、観察も面白かったし・・・
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by looktothisday | 2006-04-25 22:26 | 日々思う事

ブスの瞳に恋してる

このドラマ、まだ見てないのですが、森3中(注:海外組の方へ。女性3人のお笑いです)の大島さんの実話がベースと聞いて、面白そうだなって思ってます。モデルの彼女がいるのにブサイクちゃんに恋するというお話。今、筍のエビちゃんもでてるしね。(もちろん、モデルの彼女の役)ぱっと脱ぐあのCMいいよね。脱いでもすごいことを証明したね。娘達はこのエビちゃんの「ゆる巻き」に毎朝挑戦しています。

ふと、このタイトルを見て思い出したことがあったので、書いておこうかと・・・
またまた、時は戻ります。

大学の卒業旅行は友達と4人でグアムに行きました。なぜか偶然、私以外は誰が見ても美人、もしくは可愛い人たちでした。あまり気を使わなくていい人たちだったので、楽しい旅行でした。
その旅行中の出来事です。

よくあるベイクルーズデイナーに参加した時、関西の某私大の同じ卒業旅行の男の子達と一緒になりました。話もあって、結構愉快に過ごしました。その後、ホテルに帰ってから彼らから部屋に電話がありまして、なんと私をご指名。「みんなで一緒に遊びましょう」みたいな内容で、何も私一人を誘っているわけじゃないのに、他のギャルたちがもめる、もめる(笑)私は内心、「ちょっとー、バツゲームかなんかで一番いけてない私の名前をだしたんじゃないの?」とか思ってたので嬉しくもなんともなくて。実際、高嶺の花の彼女達より話しやすいだろうし、私にほかの人たちを連れてきてもらえばいいわけで。なーんも、悔しがらなくっていいって。といっても、彼女達は納得しません。当時、全員彼氏がいたのにね(笑)

ここで発見しました。
「ルックスのいい人たちは、モテルのに慣れているので、そうならないと、非常に動揺する」

結局、ギャル達が行くというので(リベンジのためか?)私もお付き合いをしましたが、非常に素朴なBoysで仲良くトランプなどをして、世間話をして解散しました。一緒に写真を撮った人から、写真を送るから住所教えてといわれたけど、私も同じヴァージョンとったからいいよって、言ったら非常に悲しそうに見えたので、バツゲームではなかったと信じたいです。(笑)

また、別の超美人の友人がこともあろうか、私の男友達に惚れまして、彼女がなんとなく探りをいれたら、私のことを「顔やスタイルが好きなんじゃなくて、”中身”がいいからアイツが好き」と全然関係のないことを言い出して、やんわり断られたそうです。その友達はその言葉に感銘を受けて、「いいねえ」とうらやましがっていたけど、私はカンカンでしたから。顔やスタイルが好かれたいじゃないですか!男友達でしたから、どうでもいいわけですが。(笑)

でも、今はなんだか嬉しくもなるエピソードではあります。美人でも可愛くもなくても、いい感じの人・・・これは、なかなかいいじゃないですか?今後、目指す路線です。
エビちゃんと森3中の村上さんほどの違いがあったかどうかは、もう遠い昔なんでわかりませんが・・・
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by looktothisday | 2006-04-23 16:55 | Guam 1984

Back to the time

ここ数日、昔話のようなカナダ旅行のお話が続いてしまってますが、お付き合いいただいている方、どうもありがとうございます。ほんとは、決めないといけないことがあって、ちょっと、逃避中で(笑)

ブログに書き始めたら、色々なことが思い出されて、すっかりプリンスエドワード島モードになっています。フィンランドにほれ込むまでは、夢の移住先はカナダでしたから。(笑)一緒に旅したOちゃんから、カナダのことを書き出したとたん、お食事会お誘いメールが・・・しばらく会ってなかったのにね。不思議・・・ブログのことは話してないのに。

Oちゃんと言えば、迷子になったエルムウッド・ヘリテージ・インでの最初の夜のことが思い出されます。私が先にシャワーを使わせてもらったんだけど、その後彼女が妙な顔でシャワーから出てきました。なんと言うのでしょう・・・耳まで真っ赤で思い切り真面目な表情なんですが、涙目で、しかも目だけ笑ってるの!「どうしたん?」と聞いても「言わない」といいながらも、もうたまらずに笑いころげています。

犯人は、私でした。

思ったのよね・・・さすがプレミアムスイートのお部屋だけあって、「タオル」が大きくて丈夫だなって。カナダの人ってでかいもんな・・・って。でも、洗いにくいし、泡もたたないじゃん!ええーい、面倒くさい!!!!
そう、私はバスマットで身体を洗ったのでした。チャンチャン♪
これも精霊のいたずらと言ったら、怒るよね?(笑)
それにしても、こんな大爆笑ネタを一人の胸におさめようと努力したOちゃん、あなたの友情にはいつも感謝しています。(笑)

そうそう、迷子になったときに迎えにきてくれたエルムウッドのハンサムな息子さんは、今は音楽奏者になって世界中を旅しているそうです。どうりで、日本のロックバンドのことを熱心に聞いていたはずねえ。
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by looktothisday | 2006-04-22 15:12 | Canada 1997

Spirits in Prince Edward Island

1997年8月。私の長年にわたる夢だったカナダ、プリンスエドワード島を訪ねるという夢がかないました。福岡、成田、カルガリー、トロント、ハリファックス、シャーロットタウン。エルムウッド・ヘリテージ・インにたどり着いたのは、家を出て丸一日以上経っていました。本当に遠いのね・・・

旅の疲れでぐっすり眠って目覚めた朝。ベッドから出て、美しい部屋にうっとりしながら窓辺のソファに向おうとした途端・・・全く、ふいに雷に打たれたように身体がガタガタ震えだしたのです。寒いとも思ってなかったのに悪寒というのか、歯もガチガチ言うし、あわててベッドに戻りました。Oちゃんに暖炉の火をつけてもらいました。でも、恐くてでれないんです。彼女は全然平気と言います。風邪かもしれないので、持ってきた葛根湯を飲み、何枚も重ね着をして、そーっと起きてみました。少し寒いとは思うけど、先ほどの悪寒は消えていました。

それ以来、窓辺には近付きませんでした。「何かしら、ある・・・」私は霊感はありません。ただ、この島にいる間中、”何”か感じるものがあったのです。思えば、この島に来ると決めてすぐ、アンの話の舞台となった「グリ-ンゲイブルス」でボヤ騒ぎがありました。私行かない方がいいのかしらって、思いましたっけ。(←偶然でしょうけど)

決定的なことは「赤毛のアン」の作者、モンゴメリが育った母方の祖父母の家、マクニール家の跡地で起こりました。そこには、もう家は残っていなくて、小さなブックストアがありました。私は、家の建っていた場所にしばらくたたずみ、ふとそのブックストアの方を振り返ると、ほんの一瞬、セピア色の昔風のドレスを着た女性の幻影を見ました。いや、見た気がしました。後にも先にも、そんな経験はありません、今の所。

この場所は、観光地化されている「グリーン・ゲイブルス」よりも、ずっと、物語やモンゴメリを感じられる場所です。彼女が勤めていた郵便局からこの家までのショートカットを歩くと、金色の小麦畑をわたる風には、かすかに海の香りがします。暮れていく8月の午後の陽射しを斜めにみながら、とても、なつかしい気持ちになったのを覚えてます。

もしかしたら、もしかしたら、不思議な出来事はこの島の精霊たちの「いたずら」だったのでは、ないだろうか・・・この島にいる間、私の持てるだけの感性はすっかり、研ぎ澄まされていたので、普段感じないものまで感じたのではないだろうか・・・
今もそういうふうに考えるのが好きです。
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by looktothisday | 2006-04-21 20:44 | Canada 1997

Lost in Charlottetown

みんなさんは、どんなお昼休みを過ごしていますか?私の職場には、休憩室があります。和室の8畳にこたつ、冷蔵庫、流し台などがありまして、仮眠がとれるようになってるんです。お弁当を食べたら、ここでお昼ねをします。大体、30分くらいかなあ。はじめは、なんで眠るのよ・・・と思っていましたが、さすがに20年もこの習慣を続けていますと、どんなに周囲がうるさかろうと、ワン・ツー・スリーで熟睡です。貴重な睡眠時間となっています。私は、大体どこでも眠れます。

図らずも、とんでもないとこでも眠ってしまうこともあります。今までで一番不覚だったのは、9年前のカナダ旅行で「赤毛のアン」のミュジーカルを見ながら眠ってしまったことです。「赤毛のアン」は、カテゴリーを設けねばならないくらい、私に影響を与えた本でして、このカナダ旅行は、もちろん、プリンスエドワード島を訪ねるものでした。日本からいい席を予約し、待ちに待ったミュジーカルだったのに、ほんとんど覚えていません。

そして覚えていない理由はもう一つ。その後、とんでもない事態になってしまったからです。
ミュージカルが終わって、タクシーを急いで拾って、「エルムウッド・ヘリテージ・イン」と告げると、ちょっとワルっぽいしかしイケメンのドライバーさんは「知らない」と言うのです。住所を見せても、わかんないと。そこは「赤毛のアン」の中にでてくる、ジョセフィーヌおばさんの家である「ぶなの木屋敷」のモデルとなった邸宅なんで、てっきり有名とばかり思っていたんです。

真青でしたが、もう真っ暗で、どこがどこやらわからないので、とりあえず、その住所の通りでおろしてもらいました。この旅は友人のOちゃんと一緒でしたが、彼女は別に「赤毛のアン」オタクではなかったので、いうなれば、私に付き合ってくれたという感じでしょうか。なので、何の知識もなく私にまかされていたのでした。

最初は、「田舎なんだしすぐわかるわよ」、と勘を働かせると、「あった、あった!」すぐに見つけ、中へ・・・・が、どうも様子がヘン。ちらかり放題なのです。「キャロル!!!(女主人の名前)」と呼んでみるけど、応答なし。居間らしき部屋を覗き込み、愕然とする・・・知らないおじさんが大イビキでテレビをつけっぱなしで眠りこけていたのです。そこで、やっと気付きました。私たちは、全く別の民家へ侵入していたと・・・・アメリカじゃなくて、ほんとに良かったです。ここで、銃殺されてたかもです。

そーっと家を出て、真っ暗な街灯もない場所をさまよい続けました。月と星の美しい夜でした。Oちゃんが、「こんなにキレイな星空のもと、野宿もいいねえ」なんて、のんきなことを言うのですが、私はもうなんで高いお金払って夢の「ぶなの木屋敷」のスウイートの部屋をとってるのに、野宿よおおお!!!と、もう絶望的気分。

宿はどこにもなく、公衆電話も商店さえない・・・どれくらい時間がたったでしょう・・・もう真夜中。灯りのついた店を発見し、そこからエルムウッドへ電話していただきました。宿の息子さん、大学生くらいだったなあ・・・このアホの日本人を迎えにきてくださいました。すごくハンサムで、日本は好きだとかで、親切に色々話してくれて無事着きました。

それが、迷っていた場所から、すぐなんです。なんで、みつけられなかったんだろう・・・なんだか、キツネにつままれたようでした・・・・

そういえばその朝も不思議なことが・・・(続く)
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by looktothisday | 2006-04-20 21:02 | Canada 1997