カテゴリ:赤毛のアンシリーズ( 7 )

赤毛のアン展

「赤毛のアン」が出版されて100年ということで、「赤毛のアン展」なるものに行ってきました。

カナダの友達からいただいた2冊の本や記念切手シートなんかも販売されていました。かなり、お高い・・・!カナダということで、メイプルシロップやアングッズもあったけど、さすがに一度島にいってしまうと、もうそんなに魅力的なものではないです。カナダで見たかどうかも、ちょっと記憶にないのだけど、手書き原稿というのに今回は見入ってしまいました。・・・読めない・・・・(爆)

あとは私が島を訪れたときには、ちゃんといたゴグが破損して今はマゴグしか残っていないというのが寂しかったです。(注 アンの話に登場する陶器の犬のことです)でも、また、マゴグに会えて嬉しかったです。島に行ったときは、モンゴメリの父方の祖父の家で、会うことができました。確か博物館になっています。ショーケースの中に保存はされていたけど、オーナーのおじさんが、とりだして手にもたせてくれて写真までとったのでした。ちょっと、考えられないですけどね。こんなんで破損しちゃったのかな。

今回は、訳者の村岡花子さんのこともたくさん紹介されていて、私の小さい頃読んだ外国のお話は、村岡花子さんの訳が多いので、興味深かったです。「赤毛のアン」の村岡訳には色々と後の方々から、「違うぞ」・・みたいな意見もありますが、私はこの村岡訳が一番好きです。一番、その当時の雰囲気、いいまわしに忠実な気がするし、なにしろ小さい頃から村岡訳で育ってきたもので。(笑)本当の作品を知りたいなら原書で読むべきです。

脳科学者の茂木健一郎さんも「赤毛のアンに学ぶ幸せになる方法」の中で、そう書いてましたね。彼も高校生のときに原書を読破したそう。すごいですね。私は修学旅行で行った東京で、シリ-ズ3作目まで買って、20代か30代始めにやっと全部そろえて、読みましたっけ。

この本、いいですよ。まだ全部読んでないのですが、「はじめに」でもう、共感しまくりで。(笑)年も同じ、アンに出会った年も同じ。そして人生の色々なヒントをこの本からもらった。それだけで、いまやひっぱりだこの彼がテレビに登場すると、友達がでてるみたいな気がするからおかしいですよね~。幸せになるヒントは、昔自分が好きだったものの中にある。私は、これは真実だと思うのです。

カナダ旅行のパンフをもらって帰って、次女に「ここ、どう?」と誘惑したのはいうまでもないです。(笑)
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by looktothisday | 2009-01-04 14:37 | 赤毛のアンシリーズ

Kindred spiritsからの贈りもの

カナダに住むkindred spiritsが素敵なプレゼントを送ってくださいました。彼女はもちろん赤毛のアンファンで、その名も"Kindred Spirits"というプリンスエドワード島(PEI)にあるファンクラブ機関紙の文通欄で知り合いました。かれこれ、十数年前ですね。私がPEIを訪れたときには彼女の住むオンタリオ州にも遊びに行きました。 翌年彼女も来日し、大の日本ファンになって帰って行きました。今でも家族ぐるみのお付き合いです。

今年は「赤毛のアン」がボストンのページ社から出版されて、ちょうど100年ということで、カナダでは記念の年のようです。

これは初版本の復刻版。
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"Before Green Gables" by Budge Wilson
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"Looking for Anne" by Irene Gammel
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そして記念切手
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一時はモンゴメリの研究にも燃えていたので、著書はもちろん、他の文献もコレクションしてるんですけど、実は手に入れただけで満足してるんですよね。オンタリオ州のガルフ大学ではモンゴメリの研究が盛んで、彼女の家からも近いので、ここで勉強したいというプランもありますが、さていつか実現するでしょうか。留学は夢なのですが、年をとるごとに興味もかわってきて、さて、何についてわざわざ外国で勉強するのか・・・と自問自答。(笑)現在ならヨーガを勉強しにインドへ、でしょうけど、衛生面でまだ覚悟できてないし。現実には仕事もやめられませんし。
当分は1年に1回でも海外に行ければ上々ですね。(笑)

美しいPEIとおいしいロブスター・・・また行きたいな~
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by looktothisday | 2008-07-26 16:25 | 赤毛のアンシリーズ

まったりな会話

仕事もプライベートも多忙な今日この頃です。

唯一癒されているのがこの 『赤毛のアン』への旅~原書で親しむAnneの世界~です。松本侑子さんと松坂慶子さんのま~ったりとした会話は別世界のようで、プリンスエドワード島の美しい風景とともに、しばし日常を忘れさせてくれます。昨日の放送では二人で白ワインを飲みながら、ロブスターやムール貝を堪能していました。本来の英会話よりも、この二人の浮世離れした映像が気に入ってしまいました。(笑)

私は結構、オタクで好きになったものは極めたいタイプです。で、ある程度までいくと、すっと撤退。でも、嫌いになるわけでもなく、飽きるわけでもなく、忘れるわけでもなく、大事にお気に入りの引き出しにしまうようです。こんな引き出しをたくさん持ってると、それなりに必要なときに登場して人生を豊かにしてくれるような気がします。

撤退のきっかけ?そりゃ~、次なる、新たな好奇心、情熱です!ただ、気が多い、凝り性なんですけどね~(笑)
自分と似た感性を持っていそうなお二人の映像をみながら、こんなことを考えていました。
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by looktothisday | 2008-04-09 22:24 | 赤毛のアンシリーズ

『赤毛のアン』への旅~原書で親しむAnneの世界~

NHK教育テレビで4月から始まる3か月トピック英会話 2008年4月号 『赤毛のアン』への旅~原書で親しむAnneの世界~。とっても楽しみです。プリンスエドワード島を訪れたのはもう10年以上前になりますが、想像以上に美しいところでした。番組では松本侑子さんが講師で松坂慶子さん母娘も登場するということです。松本侑子さんはその昔お天気お姉さんをやっていて、突然小説が売れて作家に転進された方で、テレビもみていたし、そのデビュー作「巨食症の明けない夜明け」だったっけ、これも面白く読みました。年齢も近く、な~んとなく感じるものがあるなと思っていたら、案の定、アンおたく・・・失礼、アンの研究者なのでした。

松坂慶子さんも若いときの妖艶な感じよりも、「卓球温泉」あたりからの演技が好きです。太めになったのも、ダンスが好きなのも親近感の原因かも?(笑)それに、実は大変のんびりしたおっとりした方で、ドジというところも・・・。彼女もアンのファンなんですね。なんだか、アンが好きというだけで、共通の友人がいる感じになるから不思議です。

さて、この番組では、原書は少し難しいので、やさしい部分にスポットをあてて進められるそうです。英語が苦手な人でも大丈夫ですね。私もさっそくテキストを買って準備万端!!!久しぶりにアンの世界と英語の勉強?を楽しみたいと思います。
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by looktothisday | 2008-03-28 22:06 | 赤毛のアンシリーズ

彼女はKindred Spirits!

ポーランドからやってきた新しいヨガ友と話をしていたら、なんと彼女も「赤毛のアン」のファンでシリーズはもちろん、モンゴメリの他の作品も好きだということが判明しました。特に「青い城」は、今でも一年に1回は読むというくらい好きだと言います。モンゴメリの作品はカナダのプリンスエドワード島が舞台のものが多いのですが、これはマスコウカ地方で他の作品にはない魅力があります。主人公も一風かわっていますしね。私も大好きなんです。

ヨガとモンゴメリが好き、もうこれだけで、二人はKindred Spirtis。村岡花子さん訳では、昔風に「腹心の友」。アンがこの「腹心の友」をみつけるたびに、子供のころ大はしゃぎしたように、私たちもお互いをみつけて大喜び!家で報告すると、娘たちも「おかあさん、良かったね♪」って笑っていました。

この彼女、どうもポーランド政府の公費留学生のようですね。お国から9名で、彼女の「日本の空間」の研究のプロジェクトが選ばれたと言ってました。どうりで、優秀なはずです。ほとんど、日本語だけで会話できますから。ポーランドはだいぶかわりつつありますが、まだまだ医療面などでは優秀な医者は例えば、北欧等にでてしまうと嘆いていました。ヨガの後も、彼女とのおしゃべりが楽しくなりました。世間は狭いですね。そして、幸せな事に"Kindred Spirits"は世界中にいます。
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by looktothisday | 2006-06-06 21:51 | 赤毛のアンシリーズ

真珠のエンゲージリング

赤毛のアンシリーズの「アンの夢の家」は、紆余曲折を経て、幼なじみのギルバートと結婚し、フォアウインズという村で過ごす新婚時代のお話です。もともと「赤毛のアン」はシリーズ化されるなんて思いもよらずに書かれた作品で、この1冊で完結しています。なので、後に書かれた続編は、ファンと出版社から請われて執筆されたようです。

ギルバートは、アンに真珠のエンゲージリングを贈ります。アンがダイモンドを拒んだからです。(19世紀末でもエンゲージリングはダイアモンドだったのね)「真珠は涙をあらわすから、縁起がよくないよ」という彼に、アンは「ダイモンドは子供の時の想像とは違って薄紫色でないと知ってから、ちっとも魅力的でないのよ。・・・涙には喜びの涙もあるのよ。私が一番嬉しかったときに、浮かんだものは喜びの涙。・・・人生の喜びばかりでなく、悲しみもうけいれるつもり」と話すシーンがあります。

正直いって、最初ここを読んだとき、これは真似できないと思いました。もう30年以上前ですが・・・悲しみなんて、涙なんて、ないほうがいいじゃないですか?本の中では、アンは初めて生まれたジョイスという名前の赤ん坊を出産後まもなく亡くします。「ああ、言わんこっちゃない!」と子供ながらに思ったものです。アンはその後でたくさんの子供たちに恵まれ、幸せな母親になりますが、この悲しみは一生消えないものです。彼女の屈託のない少女の笑顔は永遠に失われましたが、その代わりに彼女が得たものはなんだったのでしょう。初めて母親になった喜び、愛する命を失う深い悲しみ、それでも続いていく日々、周囲の人々の愛情。彼女は、それらを受け入れたからこそ、穏やかな日々も迎えられたのでしょう。

今、もう一度自分に問いかけてみます。(笑)「真珠のエンゲージリング受け取れますか?」
「うーん、仕方ないや!」・・・これくらいの心境です。(笑)いやいや、まだまだ25歳のアンにもおよびません。
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by looktothisday | 2006-05-26 20:15 | 赤毛のアンシリーズ

Depth of despair

私はモンゴメリの「赤毛のアン」シリーズが大好きです。好きに理由はいらないけれど、どこに惹かれるのか・・最近わかってきたことがあるので、思いつくまま書いておこうかなと思います。

「赤毛のアン」というと、読んだことがない方は、メルヘン、ファンタジー等のイメージをもたれるかもしれませんが、これは読めば読むほど深いお話です。近年、原書をより忠実に訳したものも出版されてますが、私はあえて村岡花子女史訳のものが一番好きです。あの、昔風の日本語がぴったりな気がするのです。もちろん、原書もいいですよ。

「赤毛のアン」の中でまだ子供のアンが「絶望のどん底」を連発し、しかられるシーンがあるのですが、彼女の「どんなに絶望のどん底にいても、私たちはその間においいしいものを食べたり、わらったりしている」というセリフが、まだ子供だった私にもハートにきたのを覚えています。人生は結局は、喜劇なのではと。

こんな例えはどうかと思うのですが、深く愛していた祖母の臨終の時、みんなで「おばあちゃん、おばあちゃん!」と泣きながら呼びかけたのです。そしたら、となりのベッドの認知症の別のおばあちゃんが「はーい♪」と返事をしてくれたのです。いつもユーモアたっぷりで楽天家で明るい祖母が、悲嘆にくれる私たちを笑わせてくれたのではないかな。10年以上たった今、あの時絶望的な悲しみの中、ふとオカシイと思った不謹慎な思い・・・あれが人の強さであり、いいかげんさであり、希望なのではないかと思うのです。これが、アンの言っていたセリフの真実の一部なのかもと。

多分、そういうふうに人生をとらえていけたほうが、きっといい。こういう微妙なとこで、大事なことを語るこの不思議な本が、私はやっぱり好きです。
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by looktothisday | 2006-05-24 22:30 | 赤毛のアンシリーズ