バンドラの箱を覗く

後期ヨーガ勉強会12回目後のスートラ講義でのことです。この時間はラージャヨーガの経典でもあるヨーガ・スートラを少しずつ勉強していきます。難しいんですが、先生が上手にわかりやすく私たちのレベルに合わせてお話してくださるので、とても勉強になります。先生の話をシュラバナ(よく聞くこと)した後に、先生からだされた課題について瞑想をして、チッタといわれる自分の心の記憶袋を探ってみます。

今回は自分が忘れたいこと、思い出したくないこと・・・誰もが持っているバンドラの箱をのぞきこむようなものでした。私の脳裏に浮かんだものも数年にわたって苦しんだことだったので、そのことについて考えてみると、今はもう、客観的に見られるようになっていること、何がきっかけだったかもよくわかりました。

そして瞑想後は生徒が2人組みになって、心に浮かんだことを交互に話します。これは話す練習、聞く練習にもなりますね。その前にいつも先生がご自分の場合を話してくださいます。その話が、今回私が瞑想したこととは全く違うことなのに、同じ経験の話だったのです。先生はもちろん冷静に淡々と話されるのですが、そのときの辛さが自分のものとオーバーラップしてしまい、涙があふれて止まらなくなってしまいました。こういう経験はおそらく初めてでした。多分、私はまだそのことを乗り越えていなかった。でも、その時に心からもういいと涙と一緒に流してしまった気がします。

二人組になった方は何度かしかお話したことがないにもかかわらず、私は涙のわけを話すことができました。本能的に信じれる方だと思ったからです。「辛かったね」って言ってくださって、ご自分も私などより苦しい思いを抱えていらっしゃるのに。本当に感謝しています。

バンドラの箱、いつかはのぞかねばならないなら、こうゆ~時が良い・・・
自分でも本当にびっくりした出来事でした。そして昨夜は風邪かしらと思うくらいきつかったのですが、ぐっすり眠った後は、なんだか心の重荷がひとつ減ったような気がしたのでした。
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by looktothisday | 2009-04-17 23:11 | Yoga