お別れ

数日前、母方の祖父が亡くなりました。94歳でした。ここ数年は介護施設にお世話になっていて、これまでも何度か危ない状態に陥っていたので、みんな覚悟はしていたけど、やはり辛いものです。ベレー帽がトレードマークで、靴はリ★ガル、下着は○○デパートでしか買わないみたいな、おしゃれな人でした。最後のお別れの時、母がお気に入りのジャケットのポケットに花をいれてあげていました。

50代で勤めていた役場の収入役の職を辞し、ながーい引退後の生活。その後も社会に貢献する仕事もしながら、話によると、ちゃんと楽しんでいた様子。80代半ばまで、車も運転していたのだけど、祖母を亡くしたのをきっかけに、抜け殻みたいになってしまって。生きる意欲いを失ってしまったように見えました。だから、寂しくはあったけど、その顔はとてもやすらかで、安心しました。不自由な肉体から解放され、今その魂はまだその辺をふわふわしているかも。神道なので、葬儀はすべて神式。お祭りなんです。新しい神様の誕生なのだから。仏教より、明るい感じです。

ちょうど、勤め先の関連病院の医師が自費出版でだした「肉体が死んでも、しばらくは意識がある」という内容の本(小説ですが)を読み終えて数時間後の祖父の訃報でしたので(何ヶ月も机の引き出しにあったのにね)、聞こえてるかもと思い、「ありがとう・・・さようなら」も言えました。悲しいけど、いつかまたどこかで会える・・・そんな気がしました。
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by looktothisday | 2006-11-01 21:14 | 日々思う事